実験:絹の着物のシワをとってみた
・実験:絹の着物についたシワをアイロンでとる
・使用したもの
絹の単の着物
アイロンと台
当て布
霧吹き
・手順
今回のシワがこちら。むむむ。陰干ししても取れなかった、しっかりとしたシワです。
当て布はハンカチにしてみました。
まず、アイロン台に着物をセットします。アイロンがうまくかけられるように、着物はピタっと伸ばします。次に、霧吹きでハンカチを湿らす程度に水をかけます。あまり濡らすと着物に水が浸みてしまうので、あくまで湿らす程度です。湿らせたハンカチを着物の上に置きます。ハンカチの上からアイロンをやさしくあてます。着物が傷まないように2,3秒置くだけにします。ハンカチを取ってみて足りなければもう1度。必要最低限の熱だけを与えるように注意しました。
・結果
こちらがアイロンをかけたあとです。
うまくいきました。着物も無事にみえます。
・まとめ
着物にシワができてもきれいに取れることがわかりました。しかし、着物の生地にはいろいろな種類があります。その全部に今回の方法が対応できるかどうかはわかりません。必要になれば、また違う生地の着物で試してみます。
ところで、着付ける段階で表に出てこないところにまでアイロンをかけたのですが、これが不要なことなのかどうかわかりません。見えないからかけなくてよいのか、目立つシワを全部取った方がいいのか、悩みどころです。